今日も元気にcityへ出稼ぎ🎶
というそんな女子高生が小遣い稼ぎで109とかでバイトをするような呑気なノリではなく、行かなくてはならぬ状況。
どうしてこのような状況で仕事に行かないという選択肢があるのだろうか。
行かなければ、来月分の家賃がもはや怪しくなる。
それこそ本当に親のスネをばりぼり美味しくかじってしまう生活が始まりかねない。
だから、早く別の仕事を見つけねばならぬ。
と、思っていた矢先である。
その必要がなくなるような提案をされた。
寿司場でも働いてみないか?とのことである。
寿司場とはレストランで言うキッチンである。
なぜに、そういうことを言われたかというと、ホールスタッフが多すぎるからというのと、逆に寿司場の人数が足りないからだとのことである。
確かに、毎日求人は出しているとは思っていたが、やっぱり寿司場だけだったか。
ホールスタッフなんて人で溢れかえってるのでは?と思っていたので、おそらく日本語ができないオーナーが訂正するのを面倒臭がったのだろう。
でも、どうして新しく人を雇わずに僕にやらすことになったのだろう。
résuméをレストランに持ってくる人はあとを絶たないのに、それなのに一向に新しい人を雇わないのはなぜなのだろう。
まぁ、そんなrésuméの屍を越えて、僕の寿司場勤務が決まったわけである。
ということで、今日からいきなり寿司場で働かされた。
具体的にはひたすらロールを巻くお仕事。
僕はバスケをしているが、親譲りの手先が不器用なのである。
だから、巻くのにも一苦労。
というか、あんな細い作業を手がデカイ男性にやらせるのってどうなのよ。
しかも、グローブのサイズないし。
ちなみに、今更であるが、僕の職場はハーレム状態である。
フロアに至っては、9割女性だからである。
だからと言って、あれだが、楽しく働かせてもらってます。
どういう意味かはみなさまの想像に任せますが。
とにもかくにも、来週からは寿司場とホールの両方でシフトを組んでもらえるらしいのでそれなりの時間は働かしてくれるとのこと。
それでも、遠慮がちに最低週25時間と言ったのは、間違いだった。
本当は最低30時間は働きたかった。
それが、理想的ワーホリ生活である。
カナダの時でもそれくらい働いてたから。
だが、しかし、寿司場で丸2日は働いてもらうみたいなことを言われたので、それ以外のホールの仕事と合算すれば、約30時間くらいになるのではないか。
ならなかったら、もう一度抗議である。
抗議という言い方は明らか可笑しいが。
でも、こういう僕みたいなキッチンもできて、ホールもできる人材って店側からしたら有難いんじゃないかな。
端的に、シフトが組みやすくなるから。
だから、もっと僕みたいな人を増やせばいいのにと思ったりもする。
時代はやはり多能工ですよ、多能工。
それによる省人化。
それこそ正に世の大局を成す流れである(?)。