言わずもがな僕の発音は日本人なまりである。
逆にネイティブじゃない日本人で発音がうまい人の発音を聞いてみたいくらい。
こっちに長年住んでて、英語に不自由なく暮らしている人でさえも、日本人なまりというのは超えることができない壁に思える。
だから、海外生活を始めたら、外国人みたいな発音でペラペラに喋れると思いきや大間違いである。
しかし、今日、僕の発音って案外うまいんじゃないかと思う出来事あった。
日本人のお客さんに最初僕が日本人ってわからなかったのである。
なまりのある発音だったら、当然、日本人であるなんて話してみれば、わかる話である。
なのに、わからなかった。
となると、発音が実は良かった説が出てくる。
Adelaideに来てどれくらい?とか聞かれたから、向こうからしたら長年住んでいるように見えたのだろうか。
今まで自分の発音で褒められたことはなく、むしろ、聞き取り辛いだの、日本人からしてもおかしいだのと小馬鹿にされることが多かっただけに、これは大きな進歩と言えるのだろうか。
この調子でいけば、「シャドーイングはいいぞい。」と胸を張って言えそうである。
…。
と、調子こいたことを言っているが、その30分前くらいに別のお客さんに「You are Japanese, aren't you?」って言われたばかりだったので、結局は日本人なまりというのは越えられてはいないみたいである。
そのお客さん発音が日本人っぽいみたいなことを言っていたので、僕の発音がなまっていることには間違いないのだろう。
しかし、周りの日本人の英語を聞いていて、越える必要がないとは思う。
なぜなら、それで会話が問題なくできているから。
むしろ、発音よりもリスニングとかスピーキングとかそういうところを伸ばしていきたいところではある。
でも、日本人からそういう風にお褒めの言葉(?)を頂けたということは多少の進歩が出つつあると言って間違いないだろう。
ぶっちゃけ、嬉しかった。