日本の料理の人気
日本食が世界中でブームになって久しい話だが、それは、フィリピンでも例外ではない。日本食のレストランの数がすごいことになっている。そりゃ、もう、カナダとかオーストラリアとかと比べものにならないくらい多い。しかし、日本並みにクオリティを求めるとなると値段が張ってしまう。
ちょっと前の話になるが、僕はローカルのデリバリー式のダイエット食のサービスを利用していた。その中でも、ちょくちょく日本料理が登場してて驚いた。一体、誰向けのサービスなのかと思ってしまうほどであった。
トッピングがあれやけど、みそラーメン
Sinigang みそ味
僕、別にフィリピンに媚び売っているわけじゃないんですけど、Sinigangが好きなんですよね。
でも、日本人の間では賛否両論みたい。やっぱりあのタマリンドによる酸っぱさを受け入れられない人が結構いるみたい。梅干し食べれるんやったら、Sinigangもいけんじゃね?というのは、浅はかな考えのようである。
で、やっぱり郷土料理でしょ。そうなると、日本で売っている麻婆豆腐の素とか天津飯の素とかみたいに、Sinigangの素があったりするんですね。しかも、その素が一袋20円くらいだから安いもんである。
それで、先日、その素を買いに行ったら、面白いテイストのものがあった。
Sinigangのみそ味である。
味噌って、フィリピンでも受け入れられているんだと実感した。この素自体、人気があるかどうかよくわからないけど。
食わず嫌いはよくないということで早速試してみた。
お味の方は
タマリンドによる酸っぱさと味噌によるまろやかさが混じり合ったら、どういうお味になるのだろうか。楽しみである。
先日のカレーの残り肉と夏野菜セットを盛り込む。
今回は煮込みに時間がかかるかぼちゃと他の野菜を分けて煮込むというファインプレーを披露してみた。
で、実食。
なんというか、タマリンドによる酸っぱさ9割に味噌のまろやかさ1割と言った味と言えば良いのだろうか。Sinigangの味が主張し過ぎて、味噌はどこ行った?状態である。でも、味噌テイストと言えば、それはそれでありなお味かと思う。僕としては、美味しかった。
ただ、味噌味になったらからと言って、Sinigangが苦手な人からすれば、あまりオススメできない素である。