インスタントポットは電気圧力鍋の一つで、魅力は容量が大きいのと、圧力調理ができるということです。
これらの長所を活かすとなると、保存が効く、煮込み料理が最適解である。
ということで、第一回目はフィリピンの郷土料理であるアドボを紹介します。
参考
アドボはフィリピンの代表的な家庭料理で、フィリピン人の国民食である。もともとスペイン料理のアドバード(肉の漬け焼き)を起源としている。材料は骨付きの鶏(手羽)か豚(豚足)のいずれかを使うのが代表的で、鶏肉と豚肉を両方使うこともある。また、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ、タケノコなどの野菜やエビ、ゆで卵を具に加えることもある。多量の酢を用いた漬け汁に肉を漬け込むために肉が柔らかくなり、保存性が高まる。レシピは各家庭や店によってまちまちだが、味付けにはニンニク、醤油かパティス、砂糖、粒の黒胡椒、ローリエなどを使うのが一般的である。日本のカレーライスのように、具と汁をご飯と同じ皿に盛ってスプーンとフォークで食べる。
wikipedia より

※作り方は動画でも紹介しています。
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材料(4人前)
豚肉(ロースが好ましい):800g
にんじん:3本
なすび:3本
ゆでたまご:4個(好みで増やしても可)
にんにく:5かけ
赤ワイン:適量
塩:少々
こしょう:少々
油:適量
茹で汁
しょうゆ:150ml
酢:150ml
砂糖:大さじ3杯
(マジックサラップ:1袋)
下ごしらえ
豚肉に塩とこしょうをまぶして、赤ワインに一晩以上漬け込む
豚肉をより柔らかく仕上げるのと、臭みを取るためです。
なすびを乱切りにする
にんじんも同様に乱切りにする
にんにく5かけをみじん切りにする

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- メディア: ホーム&キッチン
たまねぎをみじん切りにする
同じくフードプロセッサーがあると簡単にみじん切りにできます。
パナソニック フードプロセッサー 1台4役(きざむ・する・混ぜる・おろす)離乳食 MK-K48P-W
- メディア: ホーム&キッチン
調理
油でにんにくを炒める
豚肉を炒める
写真のようにほんのり全体が白くなるくらいで大丈夫です。
酢、しょうゆ、みじん切りにしたたまねぎ、砂糖を加える

圧力をかける
豚肉の大きさにもよりますが、通常は20分で大丈夫です。
にんじんとゆでたまごを加えて、弱火で15分くらい煮込む

マジックサラップを加える
なすびを加えて、中火で5分ほど煮込む
なすびが柔らかくなったら完成です。
完成
圧力調理のおかげで、肉がほろほろです。肉の繊維が溶けていくような感じがして、スプーンでもスッと切れてしまうくらい柔らかいです。味も言わずもがな染み込んでおり、ご飯がススム君です。
あと、にんじんやなすびなんかも味が染みており、野菜が苦手なお子さんなんかも、美味しく食べられる味になっております。
今回、野菜はにんじんとなすびだけにしましたが、ゴボウとかレンコンみたいな根菜類なんかも入れたら、美味しくかつヘルシーな仕上がりになるかと思います。
保存が効きますので、一人暮らしであれば、土日に大量に作り込んで、平日の夜にレンチンして食べるといいかと思います。
普通の鍋でも肉を煮込む時間が1時間くらいになりますが、作ることは可能です。
いかがでしょうか?
日本でも簡単に食材をそろえられるフィリピン料理「アドボ」。
作ってみてはいかがでしょうか?