「ワーホリ行くんやけど、オーストラリアか、カナダか、どっちがいいか悩んでて…。」
こういう人めっちゃ多いと思います。
どっちも英語圏の国かつ、ワーホリのビザがおりやすいからです。
「日本から片道5時間くらいで行けるオーストラリアに行こう。」
確かに近い方がなんとなく安心できるのはわかります。
帰ろうと思ったら、すぐに帰れますし。
それに、カナダだと最低片道12時間はかかるし、エコノミークラスだと、体の節々が痛くなる笑
じゃあ、オーストラリアにしよう…はちょっと待って欲しい。
僕はカナダを断然オススメします。
その理由を今回はビザを比較して、説明します。
この記事でわかること
・肉体労働なしで長期滞在したいのであれば、カナダ
・オーストラリアでバイトするのは面倒臭い
・オーストラリアは違法労働の温床
もくじ
ビザ比較
オーストラリア
バイトが最長6ヶ月
これは、同じ雇用主の下では、最長6ヶ月までしか働けないということです。
だから、6ヶ月経ったら、別のバイト先を探さないといけません。
これが大変です。なぜなら、オーストラリアは最低賃金以下で雇おうという雇用主が多いからです。
ただし、最低賃金以下で雇うようなところは、6ヶ月経ってからも働き続けることが可能です。
対象年齢は18歳〜30歳
セカンド及びサードワーキングホリデービザの制度を適用すれば、30歳を越えてからも、滞在することは可能です。
ただし、申請する際の年齢は注意が必要です。
語学学校は最長4ヶ月
ワーホリビザだと語学学校に通えるのは最長4ヶ月です。
それ以上通いたかったら、学生ビザに切り替える必要があります。
セカンドワーキングホリデービザ
政府が指定した農場や牧場などの季節労働を88日間行えば、ワーキングホリデービザを1年伸ばせる制度です。88日間季節労働をした後、雇い主から認定書をもらう必要があります。
サードワーキングホリデービザ
セカンドワーキングホリデービザで滞在しているときに、季節労働を半年以上続けてれいれば、申請できるビザです。
セカンドと同じく滞在期間を1年伸ばせるビザです。

観光ビザが3ヶ月
観光ビザであれば、語学学校に通えます。
観光ビザを活用すれば、セカンドとサードビザの申請なしで、最長1年3ヶ月滞在できます。
観光ビザで滞在している間は、語学学校に通えます。
カナダ
バイトはいつまでもOK
同じ雇用主の下では、いつまでもバイトが可能です。
だから、半年経ったからといって、いちいちバイトを探す必要がないです。
18歳〜30歳まで
ワーホリの申請可能年齢はオーストラリアと同じです。
語学学校は最長6ヶ月
ワーホリで滞在中は、最長6ヶ月間滞在通学が可能です。
ただ、6ヶ月も語学学校に通う人は学生ビザで滞在するのが普通です。

観光ビザが6ヶ月
観光ビザを活用すれば、最長1年半カナダに滞在することが可能です。
オーストラリアと同様に観光ビザで滞在している間も語学学校に通えます。
無難なのはカナダ
制度通りのカナダ
カナダだとe-mapleというサイトで仕事を探すのだが、きちんと時給がいくらかもらえるかが記載されているところがほとんどです。
だから、最低賃金以下で働かされるかどうかは事前にわかります。
チップ代をもらえるかどうかで、バイト先によっては給料の額に大きな差が出たりします。
しかし、最賃以上はチップ代も含めて支給するように法で定められています。
だから、普通にフルタイムで働いていれば、ジリ貧になることはまずないです。

制度通りじゃないオーストラリア
悪徳な雇用主が多いオーストラリア。
いくら最低賃金が高い国と言えども、最低賃金以下で働かされたら、ジリ貧です。
更に、セカンドとサードのワーキングホリデービザも注意が必要です。
悪徳な雇用主が多いため、季節労働の認定書を発行してくれないことがあるからです。
長期滞在向きのオーストラリア
とは言え、季節労働さえすれば、2年、もしくは3年滞在できるチャンスがあるオーストラリア。
体力に自信があり、かつ、オーストラリアがすごく好きなのであれば、オーストラリアをオススメします。
もしくは、イギリスのビザの抽選に落ちた人にもオススメです。
ただし、季節労働は本当にキツイです。
ずっとしゃがみっぱなしで腰を痛めたり、ど田舎で何の娯楽もない中で、暮らさないといけないからです。
いかかでしょうか?
僕は主に最低賃金が保証されやすいという点でカナダをオススメしました。
お金以上の価値を見出せるのであれば、オーストラリアに行くのも全然アリだと思います。
また、別記事でもカナダとオーストラリアの比較はしています。
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【ワーキングホリデー】ワーホリをするならカナダ、オーストラリアのどちらがオススメ?
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この記事がワーホリの滞在国選びの参考になれば、うれしいです。