料理人生命をかけたあつなりです。
というのは、冗談で。
何かというと、シシグですね。
先週作ったシシグが散々なモノになってしまったので、今週再挑戦したという話である。
いやぁ、レシピ通りに作ってうまくいかなかったのは久しぶりで悔しかった。
というか、レシピそのものがおかしいんじゃね?と疑ったくらいである。
先週の反省を踏まえて、作ったのがこちらである。
先週のがこちらである。
食材はほぼ一緒。
なのにこの違いはなんなのか?
というか、先週作ったこれはなんなのか?
吐瀉物と呼んでもおかしくないぞ?
先週のシシグに何が足らないと考えたわけですね。
豚肉のカリッと感が足らなかったんですよ。
そして、べちゃべちゃ感。
ということで、今日は水分をなるべく飛ばし、かつ、野菜からの水分を出さないように作った。
で、このシシグの豚肉がなぜカリッとするのか理由がわかった。
豚肉から出る油で揚げてるからなんですね。
本当はなるべく水分を飛ばす目的で熱していたのだが、とんだ収穫である。
正直、今日もシシグに失敗してたら、もう2度と作るのはやめようと思っていた。
ところが、今回は想定以上にうまくできたので、これだったらまた作りたい。
何より、酒のつまみに合うような味付けに仕上がったのがよかった。
とりあえず、料理人を引退せずに済んでよかった。
あと、トライ&エラーは大事ですね。
その上でPDCAをいかに回していくか。
仕事に限らず、何事においても大事ですね。
僕は、PDCA力を身につけたい。
晩はビールを使った無水鍋を作ってみた。
鳥もも肉を使いたかったが、フィリピンだと鶏胸肉以外は骨付きで流通していたので断念。
でも、これはこれでアルコールが入っていたとは思えないくらい優しい仕上がりだった。
もはや、ダイエット料理である。