日本での飲食店でバイト経験がある人でも、いざ海外でバイトをするとなるとイメージがわきにくいものですよね。
日本と同じように働けるのだろうか?
日本と比べて、緩い感じで働けると聞いたことがあるが、実際はどうなのだろうか?
チップ文化って、聞いたことがあるけど、実際はどうなの?
とか。
結論から言うと、海外でバイトするのは日本でバイトするのと全然違いました。
そこで、今回は僕が海外で経験したホワイトバイトの体験談を話します。
ちなみに、ブラックなエピソードについては、以下の記事をお読みくださいませ。
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【ワーホリ 失敗談】ワーホリでうつ病になりかけた話
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この記事でわかること
・海外でのホワイトなバイト先がどういうものか
・バイト選びにおいて、何を優先事項と置くべきか
もくじ
僕が経験したホワイトバイト
辛抱強く雇ってくれた
これはカナダに限らずですが、海外だとバイトと言えども、簡単にクビにされます。
仕事が店側の要求した通りにできなかった場合は当然だが、時には店側のよくわからない理不尽な理由でクビにされたりしてきました。
しかし、トロントで働いたラーメン屋では、バイト始めたての当初、仕事ができなかった僕でも辛抱強く雇ってくれました。
そういうところは海外だと珍しいかと思います。
特に外国人経営者だと尚更です。
ただ、
「もう1ヵ月様子を見て、改善が見られなかったら、おまえをクビにするところだった。」
とオーナーに言われたときは冷や汗をかきました笑
多少のミスは多めに見てもらえた
バイトをしているとミスはつきものです。
オーストラリアで働いていた頃はオーダーミスや電話応対が酷かったことから、随分とひんしゅくを買ったり、怒られたりしたものです。
カナダでも例外ではなく、結構ミスをしました。
中でも覚えているのが、揚げ物を調理する際のフライヤーにはさみを落としてしまったことです。
正直、黙っていようかとも思いましたが、怒られる覚悟でオーナーに言いました。
しかし、オーナーは僕をとがめませんでした。
ただ、その日の揚げ物は提供できなくなったため、店側に大迷惑をかけてしまいました。
そんなことがあっても、同僚は笑い話程度に済ませてくれました。
かなり落ち込んでましたので、本当にありがたかったです。

同僚がスーパーフレンドリー
海外の飲食店は日本に比べて緩い雰囲気だというのは間違いないかと思います。
実際、ピークタイム以外の時間帯だと雑談を交えながら、緩い感じで仕込みや作業をしてました。
僕は今でも洋楽をメインに聞くのですが、僕の今の洋楽の趣味はカナダでのバイト仲間からの影響がすごく大きいです。
僕がラップ好きだと言うと、色々教えてくれたものです。
ただ、客商売なので、ピークタイム時は言うまでもなく真剣です。
いい意味でかなりメリハリがあった職場でした。

パーティーがよくあった
これはカナダに限らず、オーストラリアでも共通だった。
チップ代を従業員に還元するという意味合いも込めて、パーティーはありました。
ただ、僕の勤めていたカナダのラーメン屋だとその数がすごく多かったです。
僕が働いていた9カ月くらいの間に5回くらいパーティーがありました。
クリスマスパーティーはもちろんのこと、1日の売上を更新した際にもパーティーをやってました。
売上を更新した際の喜びをバイト仲間と分かち合えた時間は最高でした。
あと、僕の送別会なんかもしてくれたりして、その時は感動したものです。
チップ代がきちんともらえた
チップ代の扱いに関しては、飲食店によってまちまちです。
従業員にかなりの割合で還元するところもあれば、オーナーが独り占めするという悪徳な飲食店もあったりします。
これに関しては、ガチャみたいなものです。
実際に働いてみないとわからないです。
幸い僕が働いていたラーメン屋は流行っていたこともあり、オーナーが良心的だったということもあって、それなりにチップ代はもらえました。
ご祝儀をもらえた
店のオーナーが中国人だからか、中国の文化的風習に則って、ご祝儀をもらえたりしました。
旧正月になると、店側からお年玉をもらったりしました。
(アラサーにもなって、お年玉をもらう立場になるとは…。)
さらに、僕が辞める際は僕の仕事っぷりを評価して、餞別金をくれました。
「内緒にしとけよ。」とクギを刺されましたが、もう時効なので書いてしまいます。
チップ代を多くもらえることはあっても、バイトを辞める際に餞別金がもらえるようなところは珍しいかと思います。

バイト選びのアドバイス

バイト選びは慎重に
今回はカナダでのバイト経験をお話ししましたが、カナダでのバイトでのホワイトな待遇については、たまたまだと思います。
良いバイト先もあれば、悪いバイト先があるのはどこの国でも共通のところだと思います。
だから、バイト選びに関しては、店の雰囲気とか面接をしてくれたオーナーの人柄とか、そのあたりを見極めて慎重に選びたいところであります。
バイトの選択肢が日本と比べて圧倒的に少ない
海外でバイトするにあたって、日本人を雇ってくれるところはすごく限られています。
なので、選り好みをしていると、いつの間にか働き先はブラックバイトしかないということにもなりかねません。
僕の場合、オーストラリアのシドニーに滞在していた時がそうでした。
バイトにおいて、何を優先順位として置くのかは人それぞれです。
一言アドバイスするとなると、職場の雰囲気を重点にバイト先を探した方がいいかと思います。
いくら給料が良くても、長続きしないと意味がないからです。

ただし、回せる回数が少ない点は注意が必要です。